ヨガを教えるのは大好きだけれど、自分を売り込むことに抵抗を感じたことはありますか?
最近その質問を何度か受けました。私の返答をこのブログに載せます。
ヨガティーチャー:美しいポーズの自分の写真をフェースブックに載せたり、ブランドを創ったり、ウェブサイトを立ち上げたりすることはヨガ的に見てどうなのでしょう?
エイミー:最近よく受ける質問です。
ヨガを教えているということは、多分こんなことをして来たというです:
- 何百時間ものティーチャートレーニングを経てきた
- 更に多大なる時間を継続教育にかけてきた
- 学ぶために遠地まで足を運んできた
- 多額の投資をしてきた
- ヨガを教えるために生きている
- 生徒に最大限に尽くしてきた
それにもかかわらず、多くのヨガティーチャーが、 プロらしくない、いい加減と言われたり、自分を売り込むことで軽蔑されたりします。
自分の技術を磨き、価値あるものを提供するために頑張って来た人たちにとってはとてもくやしいことです。 教えることが本物で、熟達していて、意味がある内容とするために惜しみない努力を続けて来たのです.
他の職業と違い、ヨガティーチャーには常に何がヨガ的で何がメディアの言うところの「ヨガの商業化」であるかという難問がつきまといます。
メディアや、自己プロモーションと精神的プラクティスは油に水のような関係にあり、ヨガのマーケティングは下品で不適当と思う人たちからのしっぺ返しがあるかもしれません。
ヨガティーチャーも、他の専門職(医師、マッサージセラピスト、コンピューターコンサルタントなどのような)の人たち同様、自分たちの提供するサービスを声を大にして伝えたいのです。
けれどもヨガティーチャーに対するこのような態度は不幸にも、売り込みやソーシャルメディアを利用した宣伝をヨガティーチャーが恐れてしまう結果となっています。
精神性と自己プロモーションが実際にそんなに相反するものであるのか、哲学的に議論することもできます。歴史的に、禁欲生活と放棄の精神を讃える伝統もありますが、お金や取引がヨギとして上手に生きて行くために非可決とする、物理的世界をサポートする伝統(会話の中ではずっと静かな声ですが)もあります。指導者には意味のある教えをする責任があり、生徒は自分に最も指導者を選ぶ責任があります。
このトピックに関する議論の続きは学者達に任せることにして、ヨガが持たらす様々なメリットを考えてみましょう。
- ヘルス/ウェルネスを改善する
- ストレスを低減する(ほとんどの病気の原因)
- 精神性を高める
- 命を救う
- 医療費を低減させる
- 他、沢山...
このように誰もが必要とする知識に豊かなヨガティーチャーたちが、マーケティングと精神性とは正反対にあるという見方のために、自分をプロモートすることが出来ずにいるというのは残念なことです。
ヨガティーチャーたちがヨガのメリットを教え、自分たちが能力あるティーチャーとして何を提供出来るかを皆に知らしめなかったら誰がそうするのでしょう?
もちろん、安っぽいマーケティング戦略の犠牲となり、プロモーションが逆効果になることもあります。ヨガの世界におけるプロモーションに対する特殊な感受性を考慮に入れた上で、どうしたらセンスのいい、優れた宣伝法を取り入れられるのでしょう?
ヘルシーな自己プロモーションをするための3つのステップ:
1.ヨガティーチャーとしての自分の能力と目的を明確にする。
1対1で教えるのが得意ですか?または10人以下のグループの方が好ましいですか?子供たちが好きですか?女性?男性?または大きなグループを前にした方が最高の能力を発揮出来ますか?プロモーションのメッセージには誰を対象としているのかをはっきりとうたい、そのターゲットに向けて発信しましょう。
2.発信するメッセージは独自の、感受性の高いものであること。
自分の能力や目的がはっきりしたら、それをもっとも自分らしいメッセージとして品よく創りあげる方法を考えてください。自分を正直に見せ、何が提供できるのかを誠意を込めて伝えたら失敗することはありません。
品よくプロモートするということは、 ヨガの世界で何がネガティブな反応を招くのかを知るということでもあります。自分をあまりに派手に強調したら安っぽくなってしまいます。かわりに、生徒さん達があなたから何を期待出来るのかにフォーカスしましょう。
メッセージが出来上がったら、公開する前に、親しい友人や生徒さん達に見せてフィードバックを得てください。
3.自信を持って発信しましょう!
自分のオファー出来ることを多くの人たちと共有できることに自信と情熱を持ちましょう。あなたは人に奉仕しているのです。人の人生に大きなポジティブな変化を持たらすことができるのです。
謝ったり弁明したりする必要はありません。自分の持っている「贈り物」をフェースブックやメールで発信しましょう。好意的に受け入れる人も、受け入れない人もいます。でも出してみなければわかりません。もしかしたらあなたのおかげで人生が変わってしまう人もいるかもしれないのです。